障害を理由に捨てられる子どもをゼロにする

私たちがケニアでビジネスを始めた理由

「何もできることがない。」

代表三関理沙は、JICA海外協力隊として、ケニアの田舎に2年間住んでいました。児童相談所で活動していた三関は、虐待の通報を受けて、村に行きます。家に閉じ込められているジョンがいました。言葉にならない声で何かを叫んでいるジョンくん。


お母さんを探してみると、遠くの畑に行っていました。日雇いの仕事をするために、家にジョンを残して、畑仕事に行っていました。ジョンくんには、おばあちゃんもいましたが、おばあちゃんは障害に関する適切な知識がないために、障害のあるジョンくんと、ジョンくんを産んだお母さんに対して差別がありました。
ケニアでジョンくんとお母さんに出会った時に、彼らの現状に対して何もできることができなくて、無力を感じました。

私たちは、2023年11月。
ケニア・マチャコス県で、活動を始めました。活動に共感してくれ協働してくれるのは、Light of Hope Youth IniciativeというケニアのNGO。代表のDuncan Nzangiさんは子どもや若者に対する支援を長年やって来られた方です。私の熱い想いに対して、惜しみない協力をしてくれる大切な事業パートナーです。

ケニアでは、貧困や差別を理由に施設に捨てられる・保護される子どもたちがいます。
しかし、その子どもたちの80%以上に両親または片親がいます。両親が亡くなっている場合でも、叔父さん叔母さん、祖父母がいるケースがほとんどです。
施設は、子どもが最後の最後の選択肢として、「短期」に保護される場所であるべきです。そのために、施設ではなくて、家庭を支援したいと思っています。特に差別を受けている障害のある子どもをケアする家族は、自分の子どもの障害を正しく理解する機会がありません。

「病院には行ったことがない」
「病院での説明がわからなかった」
「障害のある子どもも行ける学校があることを知らなかった」
「小学校4年生くらいで学習についていけず退学した」

障害のある子どもをケアする家族から聞いた言葉です。

「でもね、誰にも聞けなったの。だって、自分の子どもが障害があるなんて、周りの人に言えなかったから」

子どもも家族も、根強い差別を受けており、祖母から孫を捨ててこいと言われたことがあるという方もいました。とても悲しい目をして、お母さんが話してくれました。

こういった環境にある子どもと家族が、前向きに生きれるようにPamoja na Africaは誕生しました。